歯科助手の仕事について

                                    筆 蛭川登夫

           「歯科助手の仕事について」
                                                         
今日は歯医者さんで働いている人、その中の歯科助手についてお話をします。

皆さんは歯科助手という仕事をご存知でしょうか?歯科医院には、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手等の人達が働いています。これらの人々はコ・デンタルスタッフと言われています。この中で特に資格はいらず誰でも自由に働けるのが歯科助手です。

具体的な仕事内容としては、受付、会計、電話対応、治療の準備片付け、カルテ管理、材料管理、など業務は多岐にわたります。このように歯科助手は無くてはならない存在であり、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士と共にひとつのチームとして歯科医院の円滑な運営を行っていく重要な仕事なのです。しかし、誰でも出来そうで実はさまざまな能力が求められます。
歯科医師と患者さんの間に立ちコミニケーションをはかり、歯科医師、歯科衛生士のサポートをしたりします。
患者さんと接する場合は、明るい笑顔や丁寧で思いやりのある対応、好印象を与える話し方などが必要です。
歯科医師のサポートをする場合は、治療の流れをいち早く読み細かいことに気を配り、几帳面かつ正確に仕事をこなす能力も求められます。
そして専門的な知識を身につけ、患者さんに伝えていく事も重要な仕事のひとつです。

歯科医院は患者さんの歯の痛み・悩みを取り除き、一生涯にわたりおいしく食事が出来る様に患者さんと共に目標を達成していく場所であり、健康で明るい生活を送って頂ける様、貢献していく所でもあります。
その中でスタッフの一員として患者さんに喜びを与えることは、とても働き甲斐があり、大きな働く喜びを得られる仕事なのです。
今度歯医者さんに行った時は今までとは少し違った角度で見てみると面白いでしょう。そして機会があれば我々と一緒に患者さんの笑顔と出会いませんか?