セルフケアを万全にするグッズ

皆さんこんにちは。
名古屋市守山区の【グリーンヒルズ歯科クリニック】です。
 
ご自宅でのお口ケア、歯ブラシで歯を磨くだけではありませんか?
今は磨き残しを防いだり、むし歯を防いだりするためのグッズが多く出ています。
 
 

歯間磨きにはデンタルフロス

デンタルフロスは、歯ブラシの届かない歯と歯の間の隙間をきれいにすることができます。
ナイロンやポリエチレンなど弾力性のある細い繊維を数多くより合わせて作られていて、繊維が歯と歯の間のプラークをからめとります。
 
デンタルフロスには、ホルダーにフロスが取り付けられている「ホルダータイプ」と、必要な長さに切り取り、指に巻きつけて使用する「ロール(糸巻き)タイプ」があります。
 
 

歯間ブラシは広めの隙間に

歯間ブラシは、歯と歯の間の隙間が広い部分に適しています。
ワイヤーにナイロン毛をつけたものやゴム製の小さなブラシで、汚れを効率よく取り除くことができます。
 
歯間ブラシには、奥歯に使いやすい形状の「L字型」と、前歯に使いやすい形状の「I字型」があります。
歯間ブラシのブラシ部分は、さまざまなサイズがありますので、隙間の広さに合わせて選びましょう。
 
 

フッ素、キシリトール、リカルデント

歯は、食事の度に溶かされてカルシウムなどが溶け出す「脱灰(だっかい)」と、だ液の働きで再びカルシウムは歯に取り込まれて修復される「再石灰化」を繰り返しており、これによって弱かった歯も次第に丈夫なものへ変化していきます。
 
フッ素には歯の再石灰化を促す効果があり、歯が溶けることを防ぐ、歯の質を丈夫にする、むし歯菌の発育の抑制、むし歯菌の酸の産出を抑制するなどの効果があります。
 
市販の歯みがき剤には「フッ素配合」をうたっているものが多く販売されています。
これらは一般の方が使うため、フッ素濃度は低めにおさえられていますが、毎日使い続ければ歯を脱灰から守る効果が期待できますし、なにより簡単にフッ素を使うことが可能です。
 
また、キシリトールやリカルデント入りのガムもあります。
キシリトールには、唾液分泌の促進作用、再石灰化作用、むし歯の原因となる酸を作らない、プラーク中の酸の中和促進、むし歯菌を弱めるといった効果があります。
 
リカルデントは、「乳製品を多くとる人たちにむし歯が少ない」ことに着目して開発された成分です。
リカルデントには、むし歯菌を抑制し、歯を再石灰化する効果があります。
 
 

「プロケア」もプラスして、健康なお口を

このような毎日の「セルフケア」にくわえて、定期的に歯科医院の検診やクリーニングなどの「プロケア」を受けると、完璧な予防ケアとなります。
検診では早期のむし歯や歯周病を発見できますし、クリーニングではセルフケアでは落としきれない汚れもしっかり落とすことができます。
セルフケアとプロケアのどちらも行なって、健康なお口を維持しましょう。