30代の3人に2人!? あなたにも忍び寄る「歯周病」 予防にはセルフケア+プロケアがおすすめ!
皆さんこんにちは。
皆さん、こんにちは。
名古屋市守山区の【グリーンヒルズ歯科クリニック】です。
30代はとにかく忙しい世代。お口のケアはつい後回しになってしまいがちの方はいませんか?
とりわけ歯周病は、その初期はほとんど自覚症状がないので、あれ?と思った頃には深刻な状態であることが多い病気です。
今回は鏡の前で歯周病チェックを行いながら、読み進めてみてください。
厚生労働省の調査によると30代以上の3人に2人が歯ぐきに何らかの違和があるそうです。ところが、別の調査では歯周病にかかっている35~49歳の人のうち、症状を自覚している人は30%、なんと70%もの人が自覚症状はないと答えています。
皆様は以下のような心当たりはありませんか?
- 口臭が気になりはじめた(指摘された)
- 食後、歯の間に食べ物が挟まりやすい
- 朝起きたときの口の中がネバネバしている
- 歯磨きすると血が出る
実は、これらは歯周病のシグナルです。
では、手元に鏡を用意して歯ぐきの様子を観察しましょう。
- 歯ぐきの色が悪くなってきたような気がする
- 歯ぐきが赤く腫れぼったい
- 歯ぐきが下がり、歯が伸びたような気がする
- 歯ぐきを指で押すと血や膿が出てくる
ひとつでもチェックが付いたら、歯周病の可能性があります。早めに歯科医院へ相談しましょう。
私たちのお口にはおよそ400~700種類の細菌が存在します。
普段、これらの細菌は悪さをしませんが、歯磨きが不十分であったり、糖分を摂りすぎると細菌はネバネバする歯垢(プラーク)へと変化します。やがて歯垢は歯と歯ぐきの間の溝「歯周ポケット」にたまり、歯ぐきに炎症を引き起こします。これが歯周病のはじまりです。
歯垢をためない・増やさないことで歯周病は予防できる病気です。
そのためには、正しい歯磨きの方法で毎日きちんとブラッシングして、歯垢を取り除くことが必要です。
歯周ポケットを意識しながら、歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯ブラシを当てながら、軽い力で小刻みにブラッシングしましょう。
奥歯に届きやすいヘッドの歯ブラシや、細い毛先の歯ブラシのほか、薬用の歯磨き剤やデンタルリンス、歯間ブラシなどのケア用品を取り入れると効果的です。
しかしながら、セルフケアでは歯垢をすべて落とすことは難しく、さらに歯垢から変化した歯石は歯磨きでは取り除くことはできません。歯周病予防の効果をよりアップさせるには、歯科医院でのクリーニングで徹底的に取り除く必要があります。
まだ大丈夫、と思わずに30代の今から歯周病予防に取り組んでいきましょう!
歯ぐきのことはもちろん、セルフケアやプロケアについても当院までご相談ください。