シーラントでむし歯予防?

皆さんこんにちは。

グリーンヒルズ歯科クリニックです。

 

歯医者さんで受けられるむし歯の予防処置としては、フッ素塗布が有名ですよね。

 

当院でも毎月たくさんの患者さまにフッ素塗布を行って、むし歯予防に役立てていただいております。

 

小さなお子さまには、「シーラント」と呼ばれる予防処置を行うこともあります。

 

今回はそんなシーラントについてわかりやすく解説します。

 

シーラントってなに?

シーラントとは、奥歯の溝をレジンなどで封鎖する予防処置です。

 

奥歯の溝は汚れがたまりやすく、むし歯の好発部位としてもよく知られています。

 

そんな溝をジェル状のレジンで埋めて、光で固まることで埋めてしまうのがシーラントです。

 

歯磨きしやすくなる

シーラント処置を施した奥歯は、噛む部分がツルツルになります。

 

溝がなくなると、歯ブラシも行き届かせやすくなりますよね。

 

また、食べかすや歯垢もたまりにくくなり、むし歯や歯周病のリスクも低下させることが可能となるのです。

 

子どもに向いているのはなぜ?

シーラントに年齢制限などはありませんが、小さなお子さまに向いている処置であるといえます。

 

というのも、乳歯やまだ生えて間もない永久歯というのは、奥歯の溝が複雑である傾向が強いからです。

 

そんな溝を早めにシーラントで埋めておくことで、むし歯や歯周病のリスクを下げることができるのです。

 

ちなみに、奥歯の溝というのは大人になっていくにつれ、凹凸がだんだんとすり減っていき、平滑になっていくため、成人してからはシーラントによる効果も減弱していきます。

 

もちろん、大人でもシーラントを施した方が良いケースもあるので、まずはお気軽にご相談ください。

 

まとめ

このように、フッ素塗布に加えてシーラントも行うことで、むし歯や歯周病予防の効果は大きく向上します。

 

その効果は20年以上長持ちすることもあるくらいですよ。

 

当院であれば、レーザーを併用することで、さらなる歯質の強化をはかることが可能です。